2011年7月5日火曜日

クラウドコンピューティングと(動画)ファイル共有の未来

先日、友人にドリームジャンボのCMを紹介しようと思った。
今はもう放送されていないが、幸いYoutubeでとってあったので、URLをメールで送った。
http://www.youtube.com/watch?v=K0swXbQmbaQ


クラウドコンピューティングの時代だなあ。

URLと動画Fileの関係は、C言語におけるポインタとデータの関係に同じだ。
別の関数がデータにアクセスするためには、データを直接やりとりせずに
データの所在地を示すポインタのやりとりだけで済ませた方が、
memory spaceとdata copyにかかる時間の節約にもなるので、
ポインタは非常に便利である。
同様に友人に動画を見せたい場合もURLをポインタとして渡せば充分だ。

必要なら、関数と同じように勝手にlocalでcopyをとればいいだけだ。

しかしながら、未だに、クラウドコンピューティングは
サーバーがサーバー群であり、ネットワークがインターネットである
サーバークライアント方式だという理解のままである。





また、技術とは別の所だが、YouTubeなどの動画(ファイル)共有システムには、

著作権法上の問題がある。CMなどは広告主がインターネット上にアップロード
してくれればいいのだが、改変されるのが嫌なのだろう(ほかにも出演者との契約とか
もあるだろうが)。
すべての再生可能なデジタルデータは技術的には改変可能なので
(暗号化しても再生可能だということは、最終的には単純なRGBデータになる。
再生ソフトとOSがバイナリでのみ配布されないかぎり、RGBを盗むことは可能
(例えば、copy不可のpdfだって画面キャプチャーしてデータを保存することは原理的には
できる。プログラムとして出回っているかは知らないが) 。
世の中には数多の動画編集ソフトがある)、それが嫌なのだろう。

しかしながら、法律と取り締まりを厳しくするか、動画再生ソフトを企業が独占販売すれば
改変されたものが出回らなくなるはずだ。そうなったとき、インターネット上の動画共有が
どうなるのか楽しみでもある。